インタビュー

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「歯に優しく、身体に優しく、人間に優しい治療」がモットーです

私は「歯に優しく、身体に優しく、人間に優しい治療」をモットーにしています。そのため歯と身体と人、それぞれに配慮した診療を心がけています。

歯に触れるときは繊細な手つきを心がけ、身体に優しくするために、診療をするときは楽な体勢を取ってもらいます。患者さまの表情をよく観察し、できるだけお気持ちを汲み取るように努めています。

歯は身体の一部であり、その身体は患者さまのものです。それらすべてに心配りができてはじめて、より良い治療が実現できると考えています。

産婦人科で開催されている「妊婦さま向けの教室」の歯科部門を担当されていると伺いましたが、担当されようと思ったきっかけについて教えて下さい。

歯科に対しての啓蒙活動を通じて、これから産まれてくるお子さまのお口の健康を、早いうちから意識してもらえればと考えたことがきっかけですね。
お子さまの抱き方一つでも、気をつけられることはあります。抱き方次第では正常な鼻呼吸が阻害され、お子さまは口で呼吸するしかなくなってしまいます。口は本来なら、使わないときは閉じているべきものです。口がいつも開いていると、口内環境が悪化しやすくなってしまいます。
また、舌は正常に機能すれば顎の発育を促してくれます。顎の発育は歯並びにも関わってくることなのでおろそかにはできません。お子さまのお口周りの健康に対するアドバイスをすることは、歯科医師としての責任の一環だと感じています。

母子教室を始めようと思ったきっかけを教えてください。

歯並びや姿勢が悪くなってしまう原因を突き詰めていくと、お子さまの発育が大きく影響していることがわかります。問題を根本から絶つためには、小さい頃から親御さまに気をつけていただくのが、何よりだという結論にいたりました。
授乳のときの姿勢や、離乳食の与え方を工夫するだけで、お口の正しい成長・発育を促すことができます。逆に口の機能がうまく育たず口呼吸をするようになると、歯並びが悪くなりやすく、お口の健康が害されることがあります。
お子さまのお口のために、小さいうちからできることはたくさんあります。それを知ってもらいたいという思いが、母子教室を続けていくための支えになっています。

お子さまの食育、姿勢などへの指導をするようになったのはなぜですか?

お子さまが普段口にするものやお身体の姿勢が、将来のお口の健康に深く関係しているからです。例えば、離乳食には舌の動かし方を練習するという大切な役割があります。前後、上下、左右の動きを少しずつ覚えていくことで、お子さまはようやく一人で食べられるようになります。
また、お子さまが食事をするとき、足をぶらぶらさせないように伝えています。足をつけていないと踏ん張りが利かないので、お口にうまく力が入らず、しっかり噛むことができません。座り方一つに気を配るだけでも、お口の機能は改善できます。
お子さまは体力があるので、口をうまく使えなくても食べることはできます。しかし、高齢になったときには、体力の衰えとともに、食べることに対する困難は大きくなっていきます。お子さまの将来のためにも、親御さまが今からできることはある、という事実をこれからも伝えていきたいと思っています。

週替わりで院内に飾るお花を変えていらっしゃいますね。

花があると医院の雰囲気が和やかになるんです。もともと近くにお花屋さんがあって「花を飾れば診療室が明るい印象になるかな」と思ったことがきっかけです。
患者さまにも喜んでいただけているみたいで「ええね」だとか「なんのお花?」と声をかけてくださる方が多いです。お花をきっかけにして、医院に和みの輪ができあがれば良いなと思っています。

「歯に優しく、身体に優しく、人間に優しく」というモットーを掲げるようになったきっかけなどはありますか?

歯も全身の一部である以上、身体への配慮は欠かせません。また、身体を気づかうということは、その方の人となりに目を向ける必要が出てくるということでもあります。歯と身体と人を分けては考えられないという思いから、このモットーに行き着きました。
歯が病気になると何かしら身体にも異常が出るものです。また、身体の調子が思わしくないときは、気持ちも沈んでいきますよね。そのため私は患者さまが診療室に入ってきたときから、出ていかれるときまで、その挙動には気をつけています。
歯に優しくするには触れ方を工夫して、治療するときの立ち位置にも気を配ります。患者さまの姿勢にも配慮を忘れず、口を開けやすい身体の角度を調整したり、麻酔が効きやすい体勢を探ったりします。これらは身体への優しさですね。人に対しての優しさは、小さな心配りに尽きると思います。

なぜセレックを導入しようと考えたのでしょうか?

被せ物がとにかく短時間で、きれいに仕上がる点が魅力ですね。セラミックはもともと白い素材なので、天然の歯によく馴染みます。
また、セラミックという素材は金属を含まないので、金属アレルギーの心配も無いというメリットがあります。汚れが定着しにくいので、虫歯を引き起こすリスクも軽減することが可能です。患者さまの「手早く白い歯を入れたい」というご要望に応えられるのがセレックだと思います。